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Nexon社のオンラインゲーム『メイプルストーリー』のオリジナル小説です。ゲーム内には無い表現を多々含んでおります。
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■■■漆黒の狂戦士 影と闇の狭間で・・・ Part4 完結
2010/05/25 Tue外伝小説etc
完結です!
まだ誤字など多そうですがこれで完結です。
シェナロダはメイプルでも、小説でも貴重なダークナイトですので今後も重宝しそうです~(~´Д`)~
ベルセルクのオマージュでしたがお分かりいただけましたか?
堕天使の子宮⇒覇王の卵(ベヘリット)
天使落とし⇒ドラゴン殺し
リビドー⇒パック
石突の散弾銃⇒義手大砲
などなどです。
他にも影響受けてるので考えながら読んで頂けると尚楽しいかもです(`・ω・´)ゞビシッ

では、シェナロダの激闘の終焉は?
バッドエンド?
ハッピーエンド?
夢落ち?(
さあどうなるかな(ノ)・ω・(ヾ)ムニムニ


アリューネスを殿に残し、他の全員は異空間から脱出した。
戻っていた場所はやはり、楓城の最上階である天守閣であった。
シェナロダは瀕死の状態であり、リビドーとの融合は未だ続いており、見かねたイオがヒールをかけるが、効果がない。
「もう・・・人ではないってことか・・・」
激痛に耐えながら声を出すシェナロダであるが、その苦痛に歪む表情はダメージだけによるものではないのだろう。
ルナがシェナロダに寄り添おうとするが、シェナロダは立ち上がり槍を持つ。
「まだ・・・終わってない・・・」
体力はもう残っていないのは一目瞭然であるが、それでも闘おうと立ち上がったのだ。
「くるぞ・・・」
負を宿しながらも、その双眸は先を常に見ているように遠くと見、まるで、全てを見通すように言い放った瞬間に、次元の歪からアリューネスが飛び出してきた。
「気をつけろ!!」
アリューネスの咆哮に続くように、次元の歪の切れ目は大きく広がっていく。
不気味な紫色の巨大なモノが突き破るように、突出してきた。
「あの野郎・・・コッチに来るために受肉しやがった・・・」
殿の体をヨリシロにして、暗黒の魔術師が転生したというのだろうか。
殿を変異させて、バケモノとして、完全なモンスターに作り変えたのだ。
巨大な蛙であり、皮膚は紫色であり毒の体液を撒き散らしながら、背中のイボからは小さな蛙を宿すまるで卵のようであった。
「さあ、もう1戦といこうか?」
不気味に響き渡る暗黒の魔術師の言葉を合図としたように全員が構えた。
シェナロダはラッシュで間合いを詰める。
それに反応するように、長い舌をシェナロダに突き放つが回避して鋭いバスターによる3撃で腹部を引き裂く。
「ただの巨体ではないぞ!」
その言葉と同時に再び長い舌がシェナロダを襲うが、左手でそれを受け止め、握り、次の瞬間には引っ張り引きちぎった。
慌てるように、体液をまるで波にように流しだす。
だが、マルゴーのファイアチャージを宿した剣と、ティスが召喚したイフリートがその波を蒸発させた。
「そうかよ! こっちにはただの仲間はいない!」
絶対的な信用と信頼をした仲間がいるシェナロダにもはや死角はない。
そして、ティスが追撃に備え既に罠を仕掛けていた魔法陣を発動させ、動けぬように封印をかけた。
「やってくれるな! 小僧が!」
激しい怒りが切欠になったのか、ガマの額に不気味に膨れ上がり、そこに暗黒の魔術師らしき顔が作られた。
「言っておくがティスはキレ者だ! お前を凌駕する魔術師かもな!!」
ロキアルドがそう叫ぶと、アリューネスとの狭撃に出る。
アリューネスのラピットフィストによる連続攻撃が行われる反対では、ロキアルドがブランディッシュの猛撃を行い、パニックを放つと同時にアリューネスのドラゴンストライクが喰らいつき、ガマの両脇腹に深手を負わせた。
ダメージの回復が間に合わないのか、苦痛の表情を浮かべる暗黒の魔術師は背中から多くのミニガエルを生み出し、射出した。
襲いかかるミニガエル1匹も、下手なモンスターより遥かに強いがこのシェナロダ達にとっては時間稼ぎにもならなかった。
生み出されたモノが瞬間に無に還って行く。
イオが放つジェネシスが、ミニガエルが攻撃に出ることを許さなかった。
「マルさん!」
ティスが声を出し、それを合図とするとマルゴーはクレイモアにブリザードチャージとサンダーチャージを合わせ、剣先を高く抱える。
インフィニティを発動させたティスはブリザードの刃をその剣先に召喚する。
ブリザード同志の因子を2人で巧みに操作し、一振りの巨大な刃を精製したのだ。
マルゴーはそれに合わせてアドバンスドチャージとセングチュアリを発動し、躊躇無く振り下ろす。
魔法陣により動きが取れない暗黒の魔術師に取っては回避不可能な攻撃である。
「くっ・・・」
小さく悔しげに声を出す暗黒の魔術師はその巨撃を全身で受けた。
僅かな抵抗であったが、軌道を僅かにずらし絶命は回避したが、両断された左半身は塵へと還っていくが、残った半身も既に虫の息であろう。
振り終わった刃は砕け、その破片が飛散することすら、暗黒の魔術師への攻撃であり、再生不可能な領域にまで達していた
「見事だな・・・よくここまでやった・・・」
既に瀕死の状況でありながらも、死をも凌駕する存在なのなら怯えることはないのであろう。
淡々とした口調で暗黒の魔術師は喋り続ける。
「今回は私の負けだ・・・」
「今回はか・・・次があれば次こそ・・・殺してやるよ!」
真っ先に啖呵をきったのはアリューネスだった。
「そうか、では1つ助言してやろう。シェナロダなら確かに次なら私を殺せるだろう。この中で一番私に届く力を持ってるのはシェナロダだ・・・だがな、ここまま行けば・・・肉体か魂か精神・・・どれかがまず壊れるだろうな・・・どうする? 退くも進むも地獄しかないぞ?」
一同はその言葉を聞きながらも、警戒は怠らず構えを崩しはしない。
狙いがあるのであれば、油断することは無論死に直結する。
そして、会話の内容からルナへの動揺も目論んでも不自然ではないため、マルゴーとイオはルナをいつでも護れる距離へと詰めた。
「警戒は必然か・・・では4長老ともある人間が、人1人を犠牲にするようなこんなやり方をすることを不自然に思わないのか? 人を人とも思っていない・・・私と変わらないではないか?」
「それは帰ってからだ!」
真っ先にロキアルドが吼える。
「必要とあれば、仲間のために長老だろうと叩っ斬る!」
「あははっ!」
それを聞いて、笑い出したのシェナロダであった。
「貴様に心配される必要はない・・・私には仲間がいるんだ・・・ルナもいる・・・必ず元に戻って!」
そう言葉を発するとシェナロダは飛び掛る。
漆黒の鎧の残像は、飛び回る影絵のように飛翔し、蛙を血肉を削り続ける。
バスターとラッシュの乱舞は繰り返され、リビドーの力なのか、人ではありえないほどの動きとなっていく。
カエルの残った前足が粉砕した瞬間には、背中に斬撃が走った。
「流石だな・・・」
それでも喋ろうとする暗黒の魔術師に対しシェナロダは最後の一撃を放とうと構える。
槍先を蛙の頭部を狙いに定め、右手を軸にして構え突撃をかけると同時に左手でスイッチをいれて槍の刃を高速に回転させる。
「お前はもう喋るな・・・ 消えてしまえ!!」
槍は今までに無い程の威力を見せつけた。
魔と闇を貫き続けた槍は、それに対しての極限まで力を示したのだ。
暗黒の魔術師は、受肉した殿の骸共々に現世から完全に消えさったのだ・・・
これで全てが終わったと思った一同に待ちうけていたの最後の試練であった。



闘いが終わり、暗黒の魔術師が消滅を確認した瞬間にシェナロダは槍にもたれかかるが、槍も寿命を迎えたのか粉砕し、寄り添うものを無くしそのまま倒れた。
シェナロダは最終決戦と思い、まさに全力で挑んだ戦いであったのだ。
体は既に限界を超え、言い変えれば生きてる骸といっても過言ではなかった。
マルゴーとティスがありったけのパワーエリクサーを浴びせても、生命維持にもならなかった。
イオが素手で触れ、直接ヒールし内部の治癒をしようとすれば皮膚が焼かれそうになった。
「何か・・・手があるはずだ・・・アリューネス!?」
苦悩するロキアルドに答えたのはアリューネスだった。
「任せてみろ・・・」
仰向けになるシェナロダの右横に座禅し頭と胸を掴む。
「ルナ! 私の額に貴方の額を当てな! 一か八かだがな・・・」
ルナは言われるがままに、シェナロダの左横に座り、アリューネスの額に額を合わせた。
「シェナロダはこのままだと、確実に死ぬ・・・だからタイムリープで過去のシェナロダに戻す!」
「そ、そんなこと可能なんですか!?」
驚くティスが声を上げた。
「だから! 一か八かなんだよ!! ルナ! 昔のシェナロダを鮮明に思いだしてくれ!」
「分かった!」
ルナの決意した表情をみたアリューネスは、ニヤリを笑みを浮かべて呼吸を整えた。
「んじゃ始めるよ!」
アリューネスが叫ぶと同時に、時計の針のような2つの光の筋が現れて、仰向けになるシェナロダの中心に回り続けた。
アリューネスもルナの表情も変わりもしないまま、2つの光の筋が何回も回転し続けた。
通常ではありえないほどの巻き戻しであり、時間を禁忌的な手法で無理をしているのだ。
時間の神殿の歪をあけたほどのアリューネスだからこそできる芸当であった。



そんな中シェナロダの深層心理でリビドーと対峙してた。
「すまなかったな・・・契約を果たせなくてな・・・」
「気にするな・・・シェナロダ。お前には十分感謝してるぜ・・・」
魂と魂、精神と精神の会話であり、お互いの心が手に取るように分かった。
「感謝とか、らしくないな?」
「そうか? 感謝してたぜ。それに最後だしな・・・」
「おい! まだあいつを倒してないぞ!」
最後という言葉と同時に色んな感情が2人を交錯した。
「お前には仲間がいるだろ? 俺にはお前だけだったが・・・お前は生きろ」
「おい! 1人で決めるなよ!
「聞こえるだろ? 呼んでるぜ・・・烙印は特別サービスだ・・・俺が持って逝ってやる・・・」
シェナロダにも確かに聞こえた、遥か遠くから自分も呼ぶ声のようなモノが・・・
でも、今はそれよりも自分をおいて消えてしまおうとする相棒のことが気になっている。
「リビドー! 待てよ! リビドー!」
精神の中で、近くにいるようで遥か先にいるような距離感がない世界でシェナロダは必死に手を伸ばし、走るようにリビドーを追いかける。
「俺はリビドーだ。お前の本能として、生きる糧として・・・魂に残り続ける! 楽しかったぜ・・・じゃあな!」
リビドーの残影が消えると同時にシェナロダは意識を取り戻した。
伸ばした手の先には涙ながらシェナロダを見るルナがいた。
鎧も既に粉砕し、鎧と体に寄生していたリビドーも既に存在していなかった。
手に触れる暖かさはルナの体温と涙であることに気づき、慌てて手を放す。
「もう大丈夫だよ・・・」
ルナはそう言いながらシェナロダの手を握り直した。
「そうか・・・」
シェナロダは全てが終わった安心感と相棒を失った喪失感を味わいながらも、今はこの幸せな瞬間を噛み締めていた。
「そうかじゃないですよ?」
イオが腕を組みながら見下ろすように言う。
「イオさんだって嬉しいくせに。ルナさんのためだと言いながらもずっと心配してたじゃないか?」
ティスがその様を笑いながら言う。
「て、ティス! 黙ってなさい!」
そのやり取りを見て疲労困憊で座ったままのアリューネスと、それを気遣うロキアルドも笑う。
そして、仰向けになったままのシェナロダに手を差し伸べながらマルゴーが言った。
「おかえり、シェナロダ」
シェナロダはその手を掴み立ち上がった。
「ああ、ただいま・・・みんな」
漆黒の狂戦士の1人だけの闇と影の中を歩み続けた熾烈な旅は終わったのだ・・・
「ただいま・・・ルナ」
握っていた手を放し、強くルナを抱きしめる。
それを身を任せながらルナがいう。
「遅いぞ・・・バカ・・・」



「急ごうぜ、シュウレイ」
「急ごうも何も・・・ロキアが長老達にかなりふっかけたからだろ? 取引に時間かけすぎだ」
ロキアルドとその嫁であるシュウレイである。
シュウレイの青い空色の瞳に雲を映しながら、風に青き髪を靡かせたラデアという髪型が崩れそうになりながらも、2人で静かな町の通りを進む。
「公にしないことを交換にするのなら、もっと払ってくれても良いと思うがな・・・」
「ルナさん達のためだからといって・・・徹底的にやったな・・・」
「だろ?」
ロキアルドは先の暗黒の魔術師との戦いが終わったあとギルドメンバーを使ってまで、情報収集に錯綜し、4大長老が管理する資産から、シェナロダの闘いと思われる奇怪な事件を全部調べたのだ。
これにより、法外ともいえる慰謝料をシェナロダのために取ろうとしたのである。
形式上は報奨金として支払われるが、仲間の苦悩を思えばは安いということでギリギリまで交渉し、取れるモノは全て取ろうとしたのである。
そして、今日はシェナロダとルナの間に待望の第1子誕生ということで、その祝賀会に向かう事となっていたのだ。
「お、みんな揃ってるな・・・」
元より人望のあるシェナロダとルナのために多くの人間が集まっている。
無論その中にはマルゴー、イオ、ティス、アリューネスもいた。
「みんなは赤ちゃん見たの?」
「はい! 凄い可愛いです! 本当ルナさんに似て良かったです!」
シュウレイの問いにイオが大きな声で答えるとシェナロダはそれに冗談混じりで怒り、大勢の人間が笑った。
「うんで、その可愛いはどちらですか?」
「ルナさんが暖炉の前で抱いてますよ」
シュウレイの問いにティスが答え、シェナロダの案内でロキアルドとシュウレイはルナの元へと向かった。
「本当に可愛らしいお子さんですね」
シュウレイは感激しながら、赤ん坊の顔を見る。
赤ん坊はルナの腕の中でスヤスヤと眠っている。
「ああ、本当だ・・・元気そうな子ですね。将来が楽しみだな」
ロキアルドがそう言いながらシュウレイの背後から赤ん坊とルナを見た。
「ありがとう」
ルナは優しい表情で、赤ん坊を見ながら御礼を言った。
「ところで女の子? 男の子? それで名前は?」
その問いにシェナロダとルナは満面の笑顔で答えた。
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テーマ:メイプルストーリー杏 - ジャンル:オンラインゲーム

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2009年文化祭出品作品【女神に捧げる約束の鎮魂歌】 ≪ BACK ≪ HOME ≫ NEXT ≫ 漆黒の狂戦士 影と闇の狭間で・・・ Part3
電車の中で読もうとしたのに
今読んじゃった(´゚ω゚):;*.':;ブッ
また明日、1から読み直しますw
ありがとうございましたw
2010/05/26 Wed URL江古田#- [ 編集 ]

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プロフィール

ロキアルド

Author:ロキアルド
血液型  A型
星座   天秤座
趣味   映画観賞 

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名前:ROKIARUDO
職業:戦士(ヒーロー)
サーバー:あんず
所属ギルド:【AnotherSlash
「蒼い剣士」愛称ロキアを主人公にメイプルストーリーの設定などを生かしながらオリジナルの小説を書いていきたいと考えております。
上記のプロフィールの素敵な絵はシュウレイ様が描いてくださいました。
当サイトはリンクフリーでございます。
リンクバーナーは「はじめにお読みください」か当サイトの一番下部分にございます。


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