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Nexon社のオンラインゲーム『メイプルストーリー』のオリジナル小説です。ゲーム内には無い表現を多々含んでおります。
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■■■3000HIT記念小説「天使の微笑と悪魔の産声」
2006/08/09 Wed外伝小説etc
完成です。
待ってくれていたリロードさん。
どうもすいませんorz
ちょっと締りがイチマチ?と思われるかも・・・
色々考えたら本編で明らかにさせたほうがいいとか思ったりしまして。

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天使の微笑と悪魔の産声」

の男がオルビスの魔法の塔に向かって歩いている。
「ここに来るのも久しいな・・・」
青の髪がストームという独特な髪型に整えれている。
身に付けている装備や消耗品からこの男が魔法使いであることは一目瞭然である。
男は何かに導かれるように塔に向かったのだ。
「戦争が終わっても残り続けるか・・・ハークルのおっさんは今でも研究してるのか?」
塔に着いた男は巨大な像を見上げた。
天使悪魔・・・その翼を持つものはであるか・・・」
この巨像には天使の翼、悪魔の翼がある。
これが意味することは間である。
天使にように慈悲深いものもあれば、悪魔のように冷酷なものもいる。
その両方の翼を持って存在しうるものが『間』。
男も戦争に参加し、それを身をもって知った1であった。
「きまさが・・・俺を呼んだのか?」
返事が聞けるわけではない。
頭では分かっていても男はその巨大な像に問いかけるように言った。
しばらくの沈黙が続き、男は自分の行動を鼻で笑いながら振り返り像から離れようとした、その時だった。
「ふぎゃぁ~ふぎゃぁ~」
赤ん坊の泣き声が聞こえたのだ。
それも1だけではなく2人の赤ん坊が像の足元にいる。
デワは先ほどまでそこに何もなかったことは覚えている。
どんなスキルを使っても一瞬に赤ん坊を置いて消えたとは考えられない。
今そこにこの2人の赤ん坊が現れたのだ。
「俺にこの子たちを育てろっていう意味か・・・」
男は像に問いかけながら2人の赤ん坊のもとへと近寄り、優しい顔で2人の赤ん坊に話しかける。
「今から俺が・・・このデワがお前たちの親だ・・・よろしくな」
泣いていた赤ん坊が泣き止み笑顔を見せ、デワの指を小さな手を強く握り締めた。

「こら!大人しくしないか」
小さな家の中にデワの声が木霊する。
『だって~』
2人の女の子が同時に答えた。
「まったく・・・リロードもマイマイも少しは女の子らしくはできないのか?」
リロードとマイマイと呼ばれた女の子たちはデワがオルビスの塔の像で拾った赤ん坊である。
時が経つのも早く、2人は立派な成長を遂げていた。
あれから、デワはオルビスに1つの家を購入しそこでこの2人を育てていたのだ。
オルビスには心優しき妖精族が住んでいるし治安もよく、子育てにはもってこいであった。
しかし、男性だけでの子育てはやはり無理でリーサやメイドエルマにも世話になっていた。
「今日はお父さんと一緒にエリニアにいくぞ」
「お!船だな!船に乗るんだな!?」
マイマイが喜び飛び上がる。
それに対象的にリロはあまり喜んでいない。
「リロードは船は嫌いか?」
考え込むような顔でリロードは答えた。
「なんか嫌な予感がするの・・・」
「嫌なか・・・」
「リロード。気にすんな!楽しくいこう」
マイマイの明るい笑顔をみてリロードも少し安堵する。
「まあ、何事もないさ。時間があれば少し観光もすればいいしな」
「お父さんは何の用事があるの?」
「ハインズさまにあって聞きたいことがあるんだ」
「ふ~ん」
「すぐに終わる用事だ。さあ船に乗る準備しなさい」
デワはリロードとマイマイの準備をする背中を優しく見守った。

船は何事もなくエリニアに到着した。
3人はすぐその足でエリニアの魔法図書館に向かった。
大きな扉もリロードとマイマイにとっては興味をそそる遊び道具になる。
2人は協力し大きな扉を開けた。
その名のとおりの図書館のここには大量の魔法に関する書物がある。
リロードは興味津々を言わんばかりに見上げどんな本があるみ見回した。
マイマイは宙に浮いてるハインズに興味がわいたらしく、とりあえず本を一冊手にしそれをハインズに投げつけた。
それを見ていたデワは慌てて、テレポーテーションし本がハインズに当たる前その本を手にした。
「こら!マイ」
「お?なんで浮いてるのかな~って思って投げてみた。てかお父さんすごいね」
デワは疲れきったかのように床に座り込む。
「あはは。元気のある娘さんだな。デワ」
宙に浮きながら、その様子を見ていたハインズがゆっくりと降りてきた。
着地と同時にマイマイはハインズの頭を見上げた。
「紐はないのか?」
「魔法だよ。マイマイ」
マイマイの問いにリロードが答えた。
「うむ。こっちの娘さんは魔法に興味があるようだな」
「はい!魔法ってすごい!もっと知りたい」
「マイマイ、リロード。ちょっとお父さんの用事が終わるまで静かにしててくれ・・・」
「はぁ~い。んじゃ外を探検してくる~いこうリロード!」
マイマイは本への未練があるリロードを引っ張り外へと出て行った。
「お久しぶりです。ハインズ様」
「用件は何かな?私はスピルナみたいに未来予測はできないからね」
「2人の娘のことです。たまに2人の娘を狙ってモンスターが町にまで侵入してくることがありまして」
ハインズの顔が険しくなった。
「モンスターが町にまでか・・・」
「最初は偶然かとも思ってましたが、そうでもないようで。スピルナ様に相談したのですがハインズ様に聞けと言われまして訪ねさせていただいたきました」
「不快な質問になるかもしれないが・・・彼女たちは君の実子かね?」
「いえ・・・違います。ある夢を見、その夢が示した場所に彼女たちがいたのです」
「夢のおつげということか?それで場所というのは?」
「オルビスの巨像の足元です」
ハインズの顔がさらに険しくなり、すぐさま1つの本を棚から魔法の力で引き寄せた。
「あの塔はデワ君が戦時中に改造した魔法の塔だったね?」
「はい・・・エルナスへの侵攻を防ぐために遺跡を錬金術と魔法で増築し空間を歪めたものです」
デワは戦時中にエルナス防衛の要とし、以前から存在したその塔を改造した責任者であった。
巨像は塔が改造される以前より存在していたのである。
「記憶が正しければ・・・この書物にあの巨像のことが・・・」
古代文字だけで記された本、普通の者には読むことが適わない本である。
「ここだ。デワ、読んで見なさい」
「『天使悪魔の翼をもつ者、それは人である』・・・この言葉はあの像と一緒に広まってるので有名ですね。『時と共に人の業が2つの涙を世界へ流す。流れる涙が汚れぬときは世界は在り続け、流れる涙が汚れれば世界は無に孵す。』」
「そこだ。2つの涙とはあの2人のことではないのか?」
「そ、そんな!?まさか・・・」
「事実かどうかは分からない。そこで1つ提案がある。邪気あるモンスターに襲われて万が一があってはならぬ。彼女たちに力を付けさせてはどうかね?」

「マイ!そうじゃない。火は熱いが上手くコントロールして・・・こうだ!」
ハインズがファイアアローを放った。
マイマイはそれを見よう見真似で同じようにやってみるが、うまく弓と矢の形にならず手をヤケドしてしまう。
「あちっ!」
「・・・才能と魔力は十分にあるんだがな・・・もう今日はここまでにしておこうか。紅野あとは頼むぞ」
紅野と呼ばれた女の子がその男の背後から現れマイマイのヤケドにヒールをかけた。
「あ、ありがとう~」
そういいながらマイマイは紅野に抱きついた。
紅野は顔を真っ赤にしながらマイマイを振りほどこうとジタバタと動いた。
「マイマイ!紅野が嫌がってるじゃない!辞めなさいよ」
他の部屋で氷と雷の魔法の勉強をしてたリロードが戻ってきたのだ。
リロードの注意で仕方なく紅野から離れる。
紅野はぼさぼさのパンクの髪型で大事そうにクマのぬいぐるみを持ち歩くクレリックの女の子である。
いつも火と毒の魔法の授業で傷ついたマイマイの手当てを行い、すっかりマイマイのお気に入りとなっている。
しかし、彼女は殆ど喋らないが、マイマイとリロードをまるで姉のように慕う。
「ん~」
「どうかしたの?マイマイ」
マイマイがらしくなく、考え込むような表情を見せているのでリロードは気になった。
「火は嫌いじゃないのよね~あの燃えるっていうのは良いよね!」
「・・・」
紅野は呆れた顔で火の力説をしたマイマイを見た。
「・・・マイマイ。私たちは自分たちで身を守れるように、力をつけるためにここにいるんだよ?」
「ん?そんなのは分かってる!けどね私は魔法使いっていう柄じゃないね」
両手を元気いっぱいに振り回しながらマイマイはいう。
「戦士とかのほうが良かったかもね」
「戦士は鎧とか重いから無理!!」
「じゃあ盗賊?」
「ん~なんか魔法使いより難しそう?」
「んじゃ弓使いかな?」
「お?なんだそれ!?」
「え?弓使いは知らないの?」
「うん!知らない」
そんなやり取りを聞いて紅野はクスっと笑う。
「んじゃ弓使い見に行こう!」
「動物園に行くんじゃないんだからね・・・まあ、マイマイに向いてる職ならそっちで頑張ったほうがいいしいってみようか?」
こうして3人はヘネシスへと向かった。

エリニアからヘネの間には凶暴なモンスターはいない。
強くてせいぜいツノキノコぐらいである。
しかしリロードの魔法があれば余裕で倒せるし、紅野もクレリックであるがマジックローを使い器用にモンスターを倒していく。
そして、あっという間にヘネシスにたどり着いた。
「この先に弓使い学院があるんだって」
リロードの案内でヘネシスの町なかを歩いていく。
途中、村長らしい人物の髭に興味がわいたマイマイを抑えるのにはリロードと紅野は苦労した。
「あの髭は本物なのか気になるんだけど・・・」
マイマイの文句を言い続けたがリロードと紅野はあえて相手にせず目的である弓使い学院を探した。
「・・・あ!見えたあれが学院だね」
大きな木を巧みに利用されて作られた建物がある。
それが弓使いの学院である。
「あ!伏せて!!」
リロードたちの前方から男の人の叫び声が聞こえた。
その声に慌てて伏せるリロードと紅野、しかしマイマイは伏せることはなかった。
「お?」
マイマイの間の抜けたような声にリロードはマイマイのほうを見入った。
マイマイの両手には1本ずつ矢が握られていたのである。
「え?どうしたの?マイマイ」
「ん?飛んできたからとりあえず捕まえた」
飛んできた矢を、それもいきなりのことだったのにマイマイは当たり前のようにそれを受け止めたのだ。
「だ、大丈夫ですか?」
若い男性が慌てて駆け寄ってくる。
紅野は慌ててリロードとマイマイの後ろに隠れた。
「お怪我は!?」
「大丈夫。あ、これ返すね」
マイマイは男に矢を手渡す。
「え?受け止めた?」
男は何が起きたのか理解できない感じで呆然としている。
ダブルショットという2本の矢を同時に放つ威力の高い射撃だったのに関わらず、回避ではなく威とも簡単に受け止められたのである。
驚きを隠せないほうが普通であろう。
「し、失礼しますね!」
やはり普通の事態ではないことを察したリロードはマイマイの腕を掴み慌ててその場を後にした。

「ん~弓いいかも」
マイマイの満足そうな顔にやや不安を抱きながらもリロードと紅野はエリニアで今まで道理の日々を過ごしていた。
「あれからマイマイは弓にすごい興味もってるようだね?」
リロードの問いに紅野は黙ってうなずく。
リロードはマイマイの超人的な能力に少しの違和感があったが、偶然の出来事とし特に考えることはなかった。
「私ね。蒼家のシュウレイさんんっていう人に特別に魔法教えてもらえることになったんだ」
紅野は自分のことかのように満面の笑みでリロードとともに喜んだ。
「けどね・・・その間はマイマイと一緒にいられないんだよね・・・今までずっと一緒だったからちょっと不安もあるんだ」
紅野はだまってうなずく。
「それに1人にしたら何をしでかすか・・・」
紅野は力強く首を振りうなずく。
「んでね・・・私がいない間マイマイをお願いね」
紅野は頷かずにじっとしている。
「・・・んじゃよろしくね」
不安な表情の紅野はかわいそうだと思ったが、リロードは準備し蒼家があるという隠れ里にハインズとともに向かった。
そこでシュウレイと蒼家により厳しい修行があったがリロードは修行を無事に終え見違えるほど強くなり、エリニアに戻ってきた。
エリニアに戻ってきたリロードに最初にかけられた言葉は・・・
「マイマイがいなくなった!」
ハインズが飛び出してきたのである。
その後ろには紅野もいる。
「・・・どこにいったのかな・・・?」
「とりあえずデワにはすぐに連絡してたのだがな・・・」
ハインズの不安な表情に対し、リロードの顔には不安は表れていなかった。
「なんとなくだけど、無事なのは分かる。ずっと修行の間もなんとなくだけど気配っていうのかな?感じてたんだ。だからここにはもういないのも分かってたんだ」
ハインズと紅野は驚いた。
「まあ、リロードがそういうのなら安心もできるな・・・あのやんちゃ娘は今もどこかで暴れていそうだな」
ハインズがそういうとリロードと紅野は笑った。
そして、リロードは空を見上げた。

「はぁ~・・・ハァックッション!!」
弓を構え今にでも放とうとしてるときにマイマイは大きなクシャミをした。
「おい!弓構えてるときにクシャミなんかするな!マイマイ」
以前、誤ってマイマイたちに矢を放った男がマイマイに弓を教えていた。
「ん?私は美人だからどっかの男が噂してるのさ、コルナ先生も惚れるなよ?」
「誰が惚れるか!オレにはスーさんが・・・」
コルナは懐からスーさんと呼んだ女性の写真を取り出しそれを見入る。
「はぁ~ハァックッション!!」
「こら!だから構えてるときに!」
「大丈夫大丈夫!」
マイマイはまた構え直し矢を放った。
矢は綺麗に的の中心を射抜いた。
「よし!くぅ~気持ちいい!!」
マイマイとふと空を見上げた。
リロードと同じときに場所が違えども同じ空を見上げたのだ。

彼女達は本当にハインズのいう世界にとって重要な存在なのかそれはまだ分からない。
天使はいつも微笑み、その影では悪魔が産声をあげている。
そしてその間に存在しつづける人間はいつも試されてるのであろうか。
マイマイとリロードの冒険はまずここから始まるのだ。
彼女達は多くの人に会い、多くの物事を感じ取っていく。
しかし、その体験もまた人だからことできることなのだがら・・・
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テーマ:メイプルストーリー - ジャンル:オンラインゲーム

トラックバック(0)+ +コメント(5)
無口だけど優しいクレリック 紅野 ≪ BACK ≪ HOME ≫ NEXT ≫ エリニアの魔女 メロディ
オオォォォヽ(゚Д|゚д゚|Д゚)ノォォォオオ
一番乗り~~!!
(*≧∀≦)ノ”++了└|力"├♪++
3姉妹共演イエーイ(д≦d)(b≧д)イエーイ
なんだかどれもイメージどおりです!
相変わらずのマイマイの行動に(o_ _)ノ彡☆ポムポム
となりましたよ。
楽しませて頂きました><b
2006/08/09 Wed URLマイ&リロ#- [ 編集 ]
もうリロさんぐらいしかコメントがもらえない(´・ω・`)ションボリ
まあリロさまが喜んでくれてるのなら幸いですよ!!
まあ、勝手ながら重要キャラにしてるんでよろしく♪
マイマイの行動はノンフィクションなのですよ(ぁ
2006/08/13 Sun URLRokia#/5LHBRow [ 編集 ]
完成だね^^
完成おめでとう&おつかれさま^^
マイさんのキャラはかなりおいしいb
いいねb三姉妹共演^^
これからの活躍が楽しみb
2006/08/13 Sun URLシュウレイ#jJa68FlY [ 編集 ]
やっと 読みおわたぁ~♪
最近仕事中みれないから なかなかね・゚・(ノД`)・゚・
3人とも個性豊かに描かれててキレがあって良い!
一番暗い位置にいる紅野が何を思うのか
きになるなー
2006/08/14 Mon URLぼー#- [ 編集 ]
コメントありです(ノω・、) ウゥ・・・
シュウレイ>
やっぱマイ、リロ、紅の独特なキャラを活かそうとがんばって見ました(●´ω`●)ゞエヘヘ
これでリロとマイは実は重要キャラだったのが判明しましたね♪

ぼーさん>
コメントありがとうございます(ノω・、) ウゥ・・・
紅野もリロとマイに負けないぐらい重要なキャラだったりします・・・今後の展開で少しずつ判明させていきますです♪
毎度お褒めのお言葉嬉しいです(*ノノ)キャ
2006/08/16 Wed URLRokia#/5LHBRow [ 編集 ]

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Author:ロキアルド
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星座   天秤座
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所属ギルド:【AnotherSlash
「蒼い剣士」愛称ロキアを主人公にメイプルストーリーの設定などを生かしながらオリジナルの小説を書いていきたいと考えております。
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