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Nexon社のオンラインゲーム『メイプルストーリー』のオリジナル小説です。ゲーム内には無い表現を多々含んでおります。
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■■■6000HIT記念小説「漆黒の毒と呼ばれた男」
2007/02/11 Sun外伝小説etc
6000HIT記念として、ぼぉぼぅさんとジョニー家族の方々に登場していただいての外伝です。
少しでも暇つぶしになれば嬉しいです。
『漆黒の毒と呼ばれた男』

「ねえねえ?黒い液体先生!」
蒼い長い髪の少年が、黒衣を纏った女性の背後から話しかけた。
「ん?ロキアじゃないか?どうかしたの?」
少年の名前はロキア、年端もない彼の瞳は好奇心に満ちていた。
「喜一郎先生の稽古は終わったんだ。さっきの話で気になることがあるんだ!」
「気になること?」
ロキアは一冊の本を手にして、あるページを開いた。
「ぼぉぼぅっていうさっきの話にでてきた、ぼーさんっていう殺し屋ってこの人のことだよね?」
そのページには『漆黒の毒 魔術師ぼぉぼぅ』と書かれていた。
殺し屋としては一流ではあるが、自身のポリシーは必ず守るとなどご丁寧に説明書きもあった。
「まさかぼーさんのことなんて・・・あっ!」
載っていた写真をみて液体は本人だと間違えないと分かった。
「すごいですね・・・こんな本に載るほどだなんて・・・」
黒い液体の講義を受けていたリュウフェイも気になって2人の話に入ってきた。
「先生。あのあとぼーさんに会ったことはあるの?」
「あ、そっかそっか・・・2人はまだ赤ちゃんだったから覚えてないんだね。2人もぼーさんに会ったことはあるんだよ」
「そうなんですか!」
「んじゃさ、親父と戦ったあとぼーさんはどうしたの?」
黒い液体は思い出しながらゆっくりと話し始めた。


「ちっ・・・一度のミスっていうのがこうも響くとはなぁ」
茶髪の頭に漆黒の服装に両手に炎を宿らせて戦う1人の男がいる。
「おれたちとまともにやりあって勝てるかな!?」
その男を4人のつわものが囲み追い込んでいる。
「まだオイラは生きてるぜ!」
「往生際が悪いぜ!ぼぉぼぅさんよ!」
緑色の鎧をまとい、短髪のモヒカンジャーキーという個性的な髪型でなおかつワイルドな髭を生やしたドラゴンナイトが巨大な鉾、チュンロイバーを振るい飛び掛る。
ぼぉぼぅはテレポで間合いと取り回避するが、テレポ移動直後に盗賊がアサルターで仕掛けてきた。
盗賊との連携、あとその2人をサポートするプリーストの女性が2人いるせいで窮地に追い込まれていた。
「なんであんな奴を守るかね・・・」
「殺し屋のアンタにあんな奴なんて言われたくはないねぇ・・・」
エルナスの一角、雪が一面を白く染めるなか、ぼぉぼぅのいる周辺には雪がとけ普通見ることができない地面が露になっている。
4人がぼぉぼぅを追い詰めるなか高い丘の上からその光景を見下ろす緑色の肌で尖った耳と華を持つ不気味な者が言った。
「さあ、ジョニー家族のみなさん!この極悪な殺し屋をさっさとやっちゃってください」
ぼぉぼぅに対しては威圧的で馬鹿にしていた態度が、自分を守ってくれているギルドの人間に対しては媚びを売るような態度で話す。
「典型的な屑だな!」
ぼぉぼぅは文句を言い放つと同時にファイアーアローを撃つ。
矢は途中でプリーストの2人が同時にホーリーアローを放ち相殺させた。
「ナイス!ブイ!ゆっきぃん!」
プリーストは紫の長髪で独特な魔衣をまとった女性と、黒髪を頭の上に上げたアップの女性の2人である。
プリーストはある種一番の戦力と言える。
回復補助は文字通りのライフラインとなり、まずはそこを絶つことがぼぉぼぅの勝利へと繋がるであろうが・・・
女性ゆえに攻撃できないでいたのだ。
「さあ!えなぺも部長もさっさと攻撃しろ!」
ゆっきぃんが叫びブレスを2人にかけた。
部長と呼ばれた盗賊、本名は江神という接近戦と得意とするマスターシーフ。
オレンジ色のタフガイの髪に赤みがかった綺麗な瞳に似合わず、その一撃は強くぼぉぼぅを苦しめる。
戦士であるえなぺよりは火力がないとはいえ、その機動性は恐ろしい。
「火力の戦士に、機動力の賊、んでサポのプリか・・・死角なしだな・・・」
ぼぉぼぅも文句を言いながらも4人の囲みを突破し、自身が有利に戦える状況を作り出そうとしていた。
盗賊がいる以上スローをかけても、ヘイストで相殺されてしまい意味がない。
しかし、ぼぉぼぅには秘策があった。
「逃げるのもお得意なのか!」
えなぺはドラゴンスラッシャーで一気に仕掛けてくる。
紙一重でそれを回避していたぼーさんの背後にブイがドラゴンを召喚した。
ぼぉぼぅは背後に強い一撃を加えられて、吹き飛んだ。
「手加減はしてます・・・降参してください」
ブイはぼぉぼぅに降伏を促すが、ぼぉぼぅはその隙に囲みを突破しエルナスの街中に駆け込む。
「液リンのアイデアも使わせてもらう・・・」
ぼぉぼぅのテレポを巧みにつかったダッシュには同じ魔である2人しか追いつけない。
しかしながら、ヘイストで素早くなっているえなぺと江神もそれを追いかける。
ぼぉぼぅはエルナスのはずれにあるボロ小屋に駆みドアを閉めた。
ブイとゆっきぃんはえなぺと江神が到着するまで小屋の前で待機した。
「やつは?」
江神の問いにゆっきぃんが答えた。
「小屋の中に逃げ込んだみたい」
「OK!一気に攻め込むぞ!」
えなぺは鉾で扉を破壊した。
中には緑色の霧が充満していたのだ。
「毒!?」
ブイはすぐさまそれが毒だと分かったのでディスペルを使い排除しようとした瞬間。
4人の頭上に紫の光線で描かれたキューブが現れて弾けた。
ブイはディスペルが使えなくなったことに気づいた。
「シール!?」
スキルを封じられたことに気づいた瞬間、また事態が急変したことに気づく。
小屋が爆発したのだ。
中に充満されていた毒にぼぉぼぉが火を放ったのだ。
破られたドアを中心に解き放たれた爆風は4人を用意に吹き飛ばした。
「わるいな・・・オラの勝ちだ」
ぼぉぼぅも爆風に巻き込まれたが、火毒のパーシャルレジスタンスを持つ彼にはたいしたダメージはなかった。
ぼぉぼぅは再び疾風のようにかけだした。

「まったく・・・最初にとり逃したらとんでもなく強い奴らを雇ってるとはな・・・なあ?シャモス」
さきほどのジョニー家族を雇っていた者の名はシャモス。
悪意に満ちた邪な者。
異形な外見では人かどうかまで疑いたくなる。
「ケッケッ・・・旦那もあんな手に引っかかるのも悪いんだぜ?山中に裸の女なんかいるかい?」
ぼぉぼぅは一度こいつをエルナスの山中で追い詰めたが、シャモスのくだらない嘘に騙されて取り逃がしたのだ。
「男ならな!みたいんだ!」
こぶしを強く握り締め鬼気迫るといわんばかりの表情とぼぉぼぅは叫んだ。
もちろんその拳には恐ろしいほどの高熱の炎が宿っている。
「しかし使えねえ奴らだぜ・・・なあ旦那。俺と組まないか?俺達が組めば最強だぜ?」
この状況下でも卑怯なことを言う、こいつの言葉にはぼぉぼぅをすでに耳を傾けることすらしなかった。
怒りと憎悪、それにより炎は勢いは尚もましているがぼぉぼぅはそれを弓と矢に変えてシャモスに狙いを定める。
シャモスは腰をぬかし、地べたに座り込みながらも後ずさりしていた。
「では消えろ」
ぼぉぼぅが放った矢がシャモスに当たることはなかった。
シャモスとぼぉぼぅの距離は1メートルもない。
ゼロ距離での攻撃に近いそれを邪魔したものがいる。
2人を囲むように4つの人影が現れた。
「・・・あんた達か・・・」
赤、茶、黄色、そして青の民族装束らしいフードをまとった4人である。
エルナスの4人の長老であった。
「悪いが私達もシャモスに用があってな・・・」
「んで?引き渡せってことか?」
ぼぉぼぅは怯まずに問いかける。
「あぁ・・・」
青い服のアレクが答えた。
「それともこの4人相手でも勝てると思ってるのか?漆黒の毒よ」
「・・・わかった。しっかり捕まえて置けよ・・・」
状況からとりあえず殺される心配がなくなったシャモスは安堵した。
「おい!シャモス!館から出てるところを見かけたときはその緑色の肌をもっと緑に変えてやる・・・」
ぼぉぼぉはシャモスを脅すとその場から立ち去った。

ぼぉぼぅは先ほど戦った4人の元に戻った。
「・・・やったのか?」
「いあ、あんたらの依頼主は生きてるぜ?」
4人は状況を理解できなかった。
「要するに・・・シャモスは悪い奴で俺達がだまされてたってことか?」
「そういうことだ。手荒なマネして悪かったな。でもお互い様ってことで・・・んじゃな」
立ち去ろうとするぼぉぼぅの手をブイがつかんだ。
「怪我されてるじゃないですか?」
ブイはヒールでぼぉぼぅの傷を癒した。
「どうも・・・」
「いえいえ」
ブイは笑顔で返事した。
その笑顔を見てぼぉぼぅは体にイナズマが走ったような気がした。
「オラ!あんたに惚れたぜ!」
「はいぃ?」
ブイも驚き、それを一緒に聞いたえなぺ達も驚きを隠せなかった。

「まあそんなこんながあったんだけどね。悪い奴だけを退治したり女性を守るような人なんだわ」
「えなぺのおっちゃんやブイさんとかとも戦ったんだ・・・」
ロキアも母親絡みではあるが2人のことを知っているため驚いていた。
「今はぼーさんはどうされてるんでしょうかね?」
リュウフェイの問いに黒い液体は遠くを見ながら言った。
「まあ元気に女性でも追いかけてるんじゃない?」
そんな冗談を言いながらも黒い液体は笑顔になっていた。
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テーマ:メイプルストーリー - ジャンル:オンラインゲーム

トラックバック(0)+ +コメント(8)
ジョニー家族のムードメーカー ゆっきぃん ≪ BACK ≪ HOME ≫ NEXT ≫ 4話「闇の中で光るモノ」Ver4.0
おぉ、ぼぉちゃん、さすがですね♪
いきなり告白するとは><;

ぼぉちゃん物語楽しかったです♪
2007/02/12 Mon URLリルカ#zQwTZWAg [ 編集 ]
裸の女にだまされたんやー
有り得る!(・∀・)ニヤニヤ
シールいいねぇ すごく効果的やしかっこいい。
液リンの思い出話なんやな これ
舞台設定もいいとおもうよ、ありがと。
2007/02/12 Mon URLあなたのぼー#- [ 編集 ]
みんなかっこいいじゃん♪
いいね。みんなかっこいいじゃん♪
かなりコテコテな罠にはまっちゃうあたり、ぼーちゃんはぎりぎりアウト(何
2007/02/13 Tue URLシュウレイ#NrhtwNsQ [ 編集 ]
(*´3`)`;:゙;`;・ブッ
お腹痛いw
すごいいい感じ~♪
相変わらずぼーちゃんの癖
とかすんごいうまくかけてるねー。
火毒魔がむちゃくちゃかっこよく見えてきたぞ(゚Д゚)
でも、堂々と告白しちゃったり
裸体にひかれるようじゃぁ・・・・台無し((
2007/02/13 Tue URLリロ#- [ 編集 ]
(ノ*´∀`)ノ☆ヲォォォォゥ゚+・。*♪カッコイイっ!
ジョニーを使ってくれて・:*:(人´∀`*)・:*:・アリガトォゴザイマス♪♪

絵が浮かんでくるね~♪
火魔m9っ(+`・ω・´)カッコイイZO!!!!
2007/02/14 Wed URLブイ#PkDNMoVI [ 編集 ]
拝見いたしました~
いいっすね~。こんなかっこいい役でいいのかとw
まぁ裸の女~のくだりは男のロマnブフッ∵(´ε(○=(゚∀゚ )

スキルとかすごいわかりやすく説明、効果的に使ってますね。ゲーム内ではあまり日の目を見ないスキルでも対人では確かにこんな感じで効果抜群かもw

これからもジョニー家族をよろしくお願いしますb
2007/02/16 Fri URLぶちょー#- [ 編集 ]
ぬああー
状況描写すげぇえええー( ゚Д゚)
書いてくれてありがとござますっ'+(人'∀`●)+
2007/02/16 Fri URLゆっきぃん#9L.cY0cg [ 編集 ]
コメントありがとうございます^^
リルカさん>
ぼーさんらしいのかな?
まあ、物語の中のぼーさんも女好きですからね(ぁ

わたしのぼーさん>
典型的なだまされ方法ですいません><
ぼーさんの巧みな狩テクを参考にシールをうまく活用してみたくてがんばってみました^^
舞台設定も誉めていただいてありがとです^-^

シュウレイ>
コテコテでもいいじゃないか!(ぁ
そりゃもとから格好良い人をモデルにしてるからね!

リロさん>
面白いといっていただきありがと><
癖とかがんばって表現しようとしてるので分かってくれるなんてうれしい;
火魔は格好いいのです!
ぼーさんみてたらそう思っちゃう!
裸体に引かれない男なんていねえでぇか!

ブイさん>
初コメントありがとです^^
こちらこそ使わせていただいてありがとうございます!
絵に浮かぶなんてありがとです><

ぶちょーさん
初コメントありがとうございます^^
・・・元が格好いいので仕方ないですよ(ぁ
ロマンですよね?ですよね?(ウルサイ
スキルをたくみに使ったり表現するとこには力をいれてますので、がんばって使ってみたりしてます。
こちらことどうぞよろしくお願いしますね^^

ゆっきぃんさん>
描写を誉めていただきありがとです><
でもシュウレイほどじゃないのでまだまだがんばっていきたいです。
こちらこと書かせていただいてありがとうございました^^

2007/02/26 Mon URLRokia#/5LHBRow [ 編集 ]

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